歴史関連(松陰、光秀、鼠小僧)

 10日朝日。コラム「文化の扉」歴史編。「異説あり」吉田松陰の回。

 Q:人の道を説く教育者だった?

 異説1:ペリーや老中の暗殺を計画した「テロリスト」。

 Q:身分に囚われない平等主義者?

 異説2:下級武士にも門戸を開いただけで、外圧に立ち向かうのは武士だ、と身分秩序を肯定していた。

 Q:世界平和を志向?

 異説3:アジアの植民地化を主張。

→ いずれも、異説のほうがいまや定説化してると思う。松蔭は過激派のイデオローグだよね。。。

 12日読売・朝日・朝日。本能寺の変(1582年6月2日)の直後、6/12の光秀の密書原本が発見された。「ご入洛の件中略既に承諾」とある。朝日・読売は専門家の意見として、光秀の信長殺害の目的は、室町幕府再興にあった、つまりクーデターである可能性が高まった、としている。

→ そうかなぁ?信長を殺してしまったので、自分の求心力不足を補うため、足利家を利用した可能性もあると思うけど。

 13日朝日。磯田コラム「古今をちこち」。鼠小僧は、確かに大名・旗本などの富貴な家にだけ盗みに入ったが、狙った場所は奥向や長局などが96%。つまり女子の部屋をのぞき、彼女らの金をせしめていた。女子便所に潜んだりもした。盗んだ3382両一分〜約12000両は、酒食遊興または博打に消えた。

→ 義賊の実像なんて、こんなものか。