それを見て、文殊師利は感歎しながら釈尊におたずねしました。
「世尊、どうしてこんな美しい蓮の花がにわかに咲きほこったのでございましょうか。」
「それは、きっと浄華宿王智仏の国から妙音菩薩がこの土にくる前ぶれでしょう。」
「世尊、その妙音菩薩という方は、どんなことをなさったためにこのような大神通力をえられたのでしょうか。わたくしどもも、そのような修行をいたしとう存じます。どうぞ、妙音菩薩をお呼びになってわれわれに会わせていただきとう存じます。」
「文殊師利よ、そのことはきっと多宝如来がなさってくださるでしょう。」
ここのところ、特に波風も立たず、
静かに時が過ぎていっているような・・・
そんな感じの、木曜日です!