余計なこと

親友とは22年の付き合いだ。

なんと言えばいいのかわからないけど

とにかく親友で、

物事で腹がたつ箇所や、笑う箇所は同じで

自分の人生で彼女が死んでしまったら

私も死んでしまうぐらいの存在で

(つまりは私、ウザいくらい愛情深いの)

心を開かない分、開いた人には

最後まで開きっぱなしだ。

ひとつ、すごく受け入れられないのが

『いい顔しい』

私以外の人間にはかなりいい人間を演じている。

職場ではボス的(彼女はそうゆう表現に怒るけど)

新しい新人が入ってくると、

その人の人間関係を築くペースや性格を無視して

『さぁこっちでお話しようよ』

『さぁ一緒にやろうよ』

『さぁ、さぁ、さぁ』

彼女にとっては”孤立しないように”仲間に入れる方法なんだと。

彼女にとってはソノやり方が、間違いじゃないでしょ?なんだって。

1、2ヶ月たつと新人だって仕事に慣れ、他の仕事の人とも仲良くなる。

彼女には、それが段々気に入らない。

いつだったか彼女が言っていた。

私はその言葉が印象強くて、

何の話を聞いても、自分と遊ぶ時も思う言葉。

『わたしさ、人に必要とされる人になりたいの。なんつーか、信者のように私に慕ってくれる人』

つまりは、自分があれこれ世話したり仲間に入れてあげる感(多分彼女にはそうゆうつもりはない)は、時間が経つと人からはありがた迷惑に変わり、

その人は自分の人間関係を築いていく。

自分がよくしてやったのに

てゆうのがものすごく強い。

あとはつねに同僚の上にいたいがため(自覚はない)

色んな人にいい顔をして、

うんうんと話を聞き、

一目置かれたがり。

笑顔で職場で話を聞くいい人間を演じて、

関係のない私とのランチの時間は、

彼女の愚痴大会になる。

今年初めから半年間は、向こうの仕事が終わると必ず電話がきて愚痴を延々と聞かされる。

良くしていた新人の愚痴を、延々と。

私にはどうしようもない、向こうの会社の仕組みを延々と。

わかるでしょありえなくない

信者を欲しがり、慕われなくなるといつもこう。

(去年まで私も同じ職場にいました)

昨日、彼女の会社の飲みがあったそう。

もちろんクソゲス店長も参加の。

酔うとまた、私のネタになる。

『30万だよ、30万!ふつう飲酒売る』

去年の4月、他の愛人の存在がわかり

連絡もシカトされ

裏ではアブナイ女の話を風潮して回ってた店長を

飲酒通報しました。

一緒に通報に協力したのが親友。

2人で警察に行って、私以上に細かな情報を提供してたっけ。

その日、取り締まりされるまで待って

いざ 捕まった

その状況を誰よりも楽しく見ていた彼女。

私は複雑な心境だった。

昨日の飲みでいまだにぶり返す店長を、

親友は

『飲酒するほうが悪いんですよ〜』

すごいね、いい人ぶりが。

余計な話を、当人がいない状況で笑い話にして

その場をもたせる。

そのぐらいわかるよ、親友として。

それでも親友には穏やかやないて欲しい。

私だけの一方通行。

にしても、余計な話をすんじゃねーよ。